ここ最近は気温の変化や花粉の影響もあってか朝なかなか起き出せなくて…
朝には必ず1杯のコーヒーを飲み、どうにか気付けしないと活動出来ない身体になってしまいました😴
ところでコーヒーに含まれるカフェインには筋トレやダイエットにおいてとても有益な効果がある事をご存知でしょうか?
そこで今回はカフェインの知っておくべき3つの作用について解説していきます!👓
トレーニング中の意識を研ぎ澄ます!【覚醒作用】
カフェインと聞いて真っ先に思い浮かぶ作用と言えばいわゆる”眠気覚まし”である覚醒作用かと思います🤩
私達の身体の中には体内の活動を抑制する眠気スイッチが存在し、またそのスイッチを入れる為の物質も分泌されています。
この眠気スイッチを入れる為の物質をアデノシン、スイッチそのものをアデノシン受容体と言います💡
この2つが結びつく事で眠気が誘発されるのですが、カフェインはアデノシンにとても構造が似ており、代わりに眠気スイッチである受容体と結びつくことができます。
この時、カフェインが結びついた眠気スイッチは活性化されることがないので、結果として眠くなり辛くなるのです!
また、覚醒作用のあるドーパミンやグルタミン酸といった物質の働きを高める効果もあり、これらの相乗効果によって更なる覚醒作用が発揮されます🤓
トレーニング中のパフォーマンスにおいて、身体が覚醒している状態にあるか否かはとても重要なポイントです🔍
眠気覚ましにとどまらず、1回1回のトレーニングの質を向上させるのに大きく貢献することでしょう!
ダイエットは朝1杯のコーヒーから始まる…!?【脂肪燃焼作用】
次に注目すべき作用は脂肪燃焼作用です🔥
私達の身体の中には、体脂肪をエネルギーに変えるリパーゼという消化酵素が存在します。
またそれと別に体脂肪を分解してくれるホルモン感受体リパーゼという酵素があり、それを活性化してくれるノルアドレナリンというホルモンが存在します。
これらのリパーゼの活性化や、ノルアドレナリンの生成を促す効果がカフェインにはあるのです。
ダイエット中などには寝起きの空腹時にカフェインを摂取することで、その後の日常の活動における脂肪燃焼を促進してくれる効果が期待できます🏃♀️
コーヒーが好きな方にとっては取り入れない理由の無い、とても大きなメリットですね🤗
トレーニーには嬉しい意外な効果まで…!?【筋力増強作用】
さらに3つ目の作用としてあまり知られてはいないのですが、筋力を高める作用もあるとされています💪
筋肉はその力を発揮する時に縮む性質があるのですが、この収縮をする際にカルシウムイオンという物質が使われます。
カフェインはそのカルシウムイオンの分泌を促してくれる作用を持ち合わせているのです。
おすすめの摂取の仕方
では、実際にトレーニングにおいてカフェインをどのように摂取するのが効果的なのでしょうか?
食品安全委員会によると健康な成人のカフェインの摂取量の目安は一日に400mgとされています📈
なお、一般的な缶やペットボトルのコーヒーには100mlあたり平均で60mg程のカフェインが含まれています。
また、カフェインは摂取してから平均して30~45分程度で血中濃度が最大になると言われています。
この事から400mgの範囲内を前提として、トレーニングの30~45分前に体重×2~3mgのカフェインを摂取すると良いでしょう⌚
注意点として、カフェインは摂取したあと平均して4時間程度の作用をもたらすため、就寝時間との兼ね合いを気にする必要があります👹
その他にも、トレーニング後の服用に関しては筋肥大の為の働きを抑えてしまう可能性があるとも言われている為、摂取はあくまでトレーニングの前がおすすめです。
様々な有益な作用のあるカフェインと上手に付き合い、トレーニングの質を向上させていきましょう!✨