「停滞期」、それは筋肉トレーニングにおいてだれもが一度は通る避けられない現象だと思われます。
できることならば、停滞期に陥りたくない…という方も多いのではないでしょうか?
そもそも停滞期とは何を意味するのでしょう??
停滞、停滞期とは
停滞、停滞期とは増量や減量、筋肉トレーニングにおいて、体重が増えなくなった減らなくなった、筋肉がつきにくくなったといったようなことを「停滞」、またはその停滞期間のことを「停滞期」と言います。
では、なぜ停滞という現象がおきてしまうのでしょうか?🤷♂️
停滞が起こる原因について
1.体が筋肉トレーニングになれてしまっている
2.いつも同じ内容、量のご飯を食べている
などがあげられます。
一般的には筋肉トレーニングにおいて3ヶ月程で体がなれてくると言われています。
1.2ヵ月目に関しては脳や体は新たな刺激として受け入れやすいので、わかりやすく変化もしやすいです。💪
しかし、3ヶ月目あたりに突入するとどちらもその環境に順応させようとします。
その影響により刺激を受け入れにくくなり、変化も分かりずらくなってきます。
要は「ホメオスタシス(恒常性)」が機能し始めたということになります。
これは食事に関しても同様なことが言えます。🍽
そこで、今回はそのような停滞期を打破するためのトレーニング方法である
「マンデルブロトレーニング」
について解説していきます。
マンデルブロトレーニングの由来
ブノワ・マンデルブロという数学者が提唱した「マンデルブロ集合」が由来とされており、
マンデルブロ集合を構成している点はそれぞれバラバラに散らばっているように見えて、実は細かく繋がって一つになっているのです。
つまり、おおまかな説明としては、強度の違った内容のトレーニング全てが一つのトレーニングとして意味を成すということになります。
マンデルブロトレーニングとは
まずトレーニング方法を以下のようにSTEP1~3に振り分けます。
はじめに神経レベルでの適応が起こり、脳から送られる神経の刺激頻度を増やすことにより、体は筋繊維を活性化するように動き出します。
同時にインナーマッスル間での働きや違った筋肉群間での働きを活性化していきます。
これを物理的刺激ともいいます。
STEP2 中重量 中レップ(6-12RM)-筋肥大
代謝と細胞レベルで適応反応が起こりやすくなり、逆に神経レベルでの適応反応はあまり起こらなくなります。
STEP3 低重量 高レップ(13~20RM)-筋持久力
ほとんどが代謝と細胞レベルの反応になり、細胞内にあるミトコンドリアの活性化や毛細血管などへ良い刺激を与えます。これを科学的刺激ともいいます。
これらを「ステップ1」→「ステップ2」→「ステップ3」→「ステップ1」→ ・・・
と繰り返すトレーニングを「マンデルブロトレーニング」といいます。
ここで非常に大事なポイントが「重量の設定」になります。
高重量のときに低重量で低レップ、低重量のときに高重量で低レップだとこのマンデルブロトレーニングの意味を成さなくなるので注意が必要です!!😨
トレーニングのやり方が分からない、最近マンネリ化してきているという方は
是非今回ご紹介したマンデルブロトレーニングというものを取り入れてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、新しい刺激が手に入るかもしれません😍