6月に入りジムの営業が再開される中、久しぶりのトレーニングに励んでいる方も多いでしょう。
「しばらく運動をしていなかったから筋肉痛や疲れが凄い…!」という声を当ジムの会員様からもよく聞きます。
今回の自粛期間中に運動だけではなく、食生活もうっかり緩んでしまったという方は多いはず。
久しぶりの運動をしたあとはしっかりと正しい栄養補給を行い、身体の回復に努めましょう!
そこで今回は数ある栄養素の中でもトレーニングとは切っても切り離せない【タンパク質】を効果的に摂る為のサプリメント、【プロテイン】を飲むタイミングについて書いていきます!
「プロテインって何?」という方や「どれぐらい飲めばいいの?」という方は以前書いたこちらのブログを是非ご覧ください。
まずはここから始めよう!〇〇後にはプロテイン!
プロテインを飲むタイミングとして最も知られているのは【トレーニング後】ではないでしょうか。
トレーニングで疲労した身体は、いわば乾いたスポンジ状態。
乾いたスポンジが水をよく吸うように、トレーニング後の吸収効率の良い身体に栄養を補給してあげるといった寸法です。
さて、実は私たちにはトレーニングをする日に限らず、毎日この「乾いたスポンジ状態」になるタイミングが存在します。
それが【起床後】です。
日本人の平均睡眠時間は7~8時間と言われていますが、この間私たちの身体には何の栄養も入ってくることはありません。
寝ているので当然と言えば当然ではあるのですが、日中で考えてみると7~8時間はお腹がすくには十分な時間ですよね。
そのことからも起床後はなるべく早いタイミングでプロテインを飲み、しっかりと栄養補給を行うのがおすすめです!
さらなる体づくりのために!〇〇前にもプロテイン!
そしてそこから更に意識することが出来るのであれば、他にもオススメしたいタイミングが2つあります。
それは【トレーニング前】と【就寝前】です。
先ほどの「乾いたスポンジ状態」にはデメリットもあり、この状態が長引いてしまい「乾ききったスポンジ状態」になると、自らの筋肉を分解して身体に栄養を補おうとしてしまうのです。
筋肉の分解はトレーニングをする人にとってはもちろん死活問題ですが、健康面においても基礎代謝や免疫力の低下を招いてしまうので出来る限り抑えたいところです。
そこで、あらかじめスポンジをしっかりと湿らせて乾ききってしまうことを防ぐ、つまり身体をあらかじめ栄養で満ちた状態にしておくという対応策があります。
それが【トレーニング前】と【就寝前】のプロテインの摂取というわけですね。
また胃への負担を考慮してそれぞれの直前ではなく、30分~1時間前を目安としてプロテインを飲むと良いでしょう。
隙のない栄養補給を!〇〇間にプロテイン!
以上のタイミングを踏まえた上で、最後はハードなトレーニー向けの最も効率的な”タンパク質”の摂取方法についてご紹介致します。
まず、基本的に私たちが一度に吸収できるタンパク質の量は最大で約40グラムと言われています。
また、そこから改めて最大量を吸収するためにはおおよそ3時間程度の間隔が必要と言われています。
つまりこれらを踏まえると…
【3時間毎に40グラム程度のタンパク質を摂取し続ける】という方法がトレーニングをする人向けの最強のメソッドになります!
…と言ったものの、実践するにはいささか無理のある方法ですよね。
実際プロのボディビルダーやアスリートには睡眠時間を3時間毎に区切ってまでこれを実践する方もいらっしゃるのですが、流石に競技者でもないのにそこまでの労力を費やす気にはなかなかなれません。
そこで、この「3時間毎」を最も意識しやすいタイミング、それが【昼食と夕食の間】です。
多くの方がここに6時間以上の食事の間隔を持っているかと思いますので、そのちょうど中間あたりでプロテインでタンパク質を摂取すると良いでしょう。
まとめ
①トレーニング後・起床後
②トレーニング前・就寝前
③昼食と夕食の間
まずは①から、そこから自分の生活リズムや食事の内容に応じて②や③など、必要なタイミングがあれば是非とも取り入れてみて下さい!