今回は、プロテインでお腹が緩くなる「乳糖不耐症」のお話です。

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢や腹痛を起こしたりするのが「乳糖不耐症」。

アジア人では、成人の20~30%にこうした症状が見られます。
原因は、牛乳に含まれている乳糖。
母乳や牛乳に含まれている乳糖は、小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼ)のはたらきによってブドウ糖とガラクトースに分解・吸収されて、エネルギー源になります。


小さい頃は牛乳が飲めたけれど、大人になるにつれて、苦手になった。という話を聞きますが、成人になると、いろんな食べ物から栄養を摂取するため、必ずしも乳糖のみから栄養を得る必要がなくなります。
それに伴い、成長と共に乳糖を分解するラクターゼの量も減ってしまいます。

乳糖が分解できず、そのまま大腸に残ってしまうと、乳糖は大腸の浸透圧を高め、大腸の中に水分がたまります。
また、乳糖が発酵して乳酸や炭酸ガスが発生、腸を圧迫・刺激し下痢を起こすというわけです。

せっかく、筋トレしてプロテインを飲んでも、お腹が痛くなったら続けたくても続けられませんね。。。

そんな時は、どうしたらいい??

もちろん、飲むことの出来るプロテインもあります!!!!
↓↓↓
①WPI(ホエイプロテインアイソレート)タイプのプロテイン
市場に多く出回っている乳糖含有のWPCプロテインの不純物を取り除いたもの
乳糖が1%未満の為、乳糖不耐症の方でも腹部症状が出現しにくいです。
タンパク質高く含有量も多く純度が高い為、吸収時間も30~1時間前後と速いです。

 

②ソイプロテイン
大豆由来のプロテインの為、乳糖が含まれておらず乳糖不耐症の方でも安心して摂取できます。
吸収時間は5~7時間で就寝前や女性にオススメ。

食品からのタンパク質摂取は
↓↓↓

①ヨーグルト
発酵により乳糖の一部が分解され、また乳酸菌には乳糖の分解を助ける機能もあるので、乳糖
不耐症対策の一つとしておすすめ。
ギリシャヨーグルトのように濃厚なものは、タンパク質の含有量も多いです。

②肉類
加熱することで消化吸収が良くなります。
脂質の少ない鶏むね肉やササミ、豚肉はヒレ肉がオススメ。
吸収時間はだいたい4~6時間です。

③大豆食品
豆腐の吸収時間は2時間前後と比較的速めです。
納豆など形の残っているものは、吸収に時間がかかるため2~6時間。

④卵
ゆで卵は、持ち運びにも最適で間食にもオススメです。
吸収時間も2~3時間と速いのも嬉しいですね。

体質に合った方法で、タンパク質を摂取することが大切さっ

自分に適した方法で、トレーニングライフを楽しみましょう。

以上、工藤でした♥

 

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