人間の身体には「恒常性(ホメオスタシス)」という働きがあります。💡
これは簡単に言うと、自分の身体を一定に保とうとする働きのことです。
例えば暑いときに汗をかいて体温を下げたり、寒いときに体を震えさせて体温を上げたり…というのもこの恒常性によるものです。
実はダイエットにおいて、なかなか体重が減らなくなる停滞期にもこの恒常性が大きく関係しています。😲
そもそも私達の身体にとっては脂肪=栄養源なわけですから、それを失ってまで痩せる必要性が無いのです。
その為、一定以上にダイエットが進むと身体は自らが飢餓状態にあると判断し、代謝によるカロリー消費量を抑えてしまうのです。🥶
そこで今回は、そんなダイエット停滞期においてやってしまいがちなNG行動を3つご紹介していきます!👓
あなたも停滞期になったとき、ついついやってしまっていませんか?😱
安易にチートデイを設ける
恒常性による停滞期を抜け出す方法として良く知られているのがチートデイを設けるという方法です。🍕
チートデイとは、ダイエット中に1日だけ普段の倍以上のカロリーをあえて摂取する日のことを言います。
大量の栄養を摂取することで身体に対して「飢餓状態じゃないよ!」と騙し(チート)をいれて、代謝能力を復活させることが狙いとなります。🔥
また、長期にわたるダイエットにおいては食事制限によるストレスの軽減にも大いに貢献するテクニックの1つです。
と、非常にダイエット停滞期において効果的なチートデイなのですが…
この「チートデイ」を言い訳に、停滞期や恒常性関係無しに暴飲暴食をしてしまう方がいるのも事実です。😓
上手に取り入れれば効果的なチートデイですが、まずはその前に自らの食事内容やバランスがちゃんと正しいかを改めて見直してみましょう。
摂取カロリーを減らしすぎる
停滞期に入り体重が減らなくなってしまうと、カロリーを更に制限しようとしてしまいがちです。
それもある程度までは良いのですが、自分の基礎代謝量を下回るようであれば注意が必要です。💀
過度なカロリー制限は恒常性の働きを促進してしまい、更に代謝を下げてしまうという「いたちごっこ状態」を引き起こしてしまいます。💨
そういった時にこそ一度勇気をもってチートデイを設けてみたり、逆に少しづつカロリー摂取量を増やしてみて様子を見ると良いでしょう。
炭水化物(脂質)をカットしすぎる
よく「糖質制限」や「脂質制限」という言葉を目や耳にするかと思います。
その言葉の通り、ダイエットの際には糖質や脂質の量でカロリー摂取量を調整することが多いです。📊
しかしながら、両者を目の敵にしてカットしすぎてしまうとかえって体重が落ちなくなってしまう場合があります。
糖質や脂質は適度な量を摂取することで、体脂肪を燃焼する為のエネルギー源となり働いてくれます。🚂
その為、これらをカットしすぎてしまうと燃焼の為のエネルギーが失われてしまい、ダイエットが停滞してしまうことがあるのです。
停滞を感じた際には総摂取カロリーを減らす前に、いちど糖質や脂質を含んだPFCバランスを見直してみるのも有効な方法の1つとなります。🧐
ダイエットはいくら上手にやっても殆どの場合、停滞期が訪れてしまいます。
そんな時には今回の記事を参考に、焦らず正しい対処方法を行って停滞期を打破しましょう!💪