みなさん、こんにちは!!
ビークイック三田店です。

夏休みがようやく終わって、日常が戻ってきましたね!!!
9月に入って、朝晩も涼しくなり、季節の移り変わりを感じます♪

秋の食材といえば、さつまいも、くり、まつたけ…他にもおいしい食材たくさん!
今では年中スーパーで見かける”鮭”ですが、旬は秋から冬なのはご存知ですか?

鮭の種類による旬の違い

白鮭(シロサケ)の旬

白鮭の旬の時期は9~11月です。   鮭をくわえている熊のイラスト | 無料のフリー素材 イラストエイト

一般的に日本で鮭というと「白鮭(シロサケ)」を指します。
白鮭は9~11月までの間に生まれた川に戻って産卵します。
生まれた川に戻るため東北や北海道沿岸によってきた白鮭を「秋鮭」「秋味」と呼び、この時期が旬となります。
産卵の為に川を遡る直前の鮭が、脂がのって最高に美味しい状態になります。ちなみに白鮭のメスは卵(筋子)をたくさん抱えており、筋子やいくらも旬の時期が一番美味しく食べられます。

身の色が他の鮭を比べ比較的薄めなことから、白鮭と呼ばれます。
旬が秋なので「秋鮭」や「秋味」と呼ばれることもあります。
秋鮭は産卵前で身が締まっているのが特徴で、白子や卵の成長のために体脂肪が使われているので、脂は少なめであっさりしています。

トラウトサーモンの旬

トラウトサーモンの旬の時期は6~8月です。

淡水魚である「ニジマス」を海で養殖できるよう品種改良した魚です。身の見た目は美しいサーモンピンクで、脂がのっていて鮭に近い味がするので日本人に人気です。

アトランティックサーモンの旬サーモンのお刺身のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

アトランティックサーモンは年間を通じて購入しやすく、必要な量を必要な時に出荷できる体制が構築されているので、旬という概念はありません。

日本で流通しているアトランティックサーモンは全て養殖です。ノルウェー産、チリ産と表示されている鮭のほとんどはこのアトランティックサーモンになります。生食用に養殖されており、寿司ネタの「サーモン」でおなじみです。身はサーモンピンク色をしていて、脂のノリが凄いわりに癖もなく食べやすいです。

旬の鮭に含まれる栄養成分

日本人に大人気の鮭ですが、栄養価の高い食材であることをご存知でしょうか?

鮭の主な栄養成分である「タンパク質」は消化吸収がよく、美肌効果の高い「アスタキチンサン」や、現代人必須の「脂肪酸」を豊富に含んでいます。

アスタキサンチン

アスタキサンチンはサーモンピンクの赤い色素成分です。鮭は”白身魚”ですが、身が赤く見えるのは、エビやカニにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンが含まれているためです。
ビタミンCと比べ数千倍の抗酸化作用があり、美肌効果だけでなく発がん予防や糖尿病の予防などにも効果的とされています。

DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸は、子どもの脳神経の発達を助け、記憶力や学習能力を高める効果があるとされています。

EPA

EPA(エイコサペンタエン酸)という脂肪酸は、血液さらさら成分です。脳血栓や心筋梗塞を予防してくれる上に血中コレステロールや血圧、血糖値を下げるとされています。

ビタミン類

ビタミンB1は糖質の代謝を促し、ビタミンB2は脂質の代謝を助けて、体内の糖と脂質を燃やしてくれる効果があるとされています。ビタミンAは皮膚の免疫向上などに効果が、ビタミンDは、骨粗鬆症を予防するとされています。

最後に

普段さりげなく手に取っている食材も、栄養価を知れば料理の幅も広がります。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…
過ごしやすい季節がそこまでやってきています!

栄養価が高く、おいしい食事をして秋を楽しみましょう♪♪