水分補給に適する飲み物

スポーツドリンク

スポーツドリンクには塩分と糖質が含まれているので、
発汗によって失われた電解質（ナトリウム）を水分と一緒に補給することができちゃいます☆
そのため、スポーツドリンクは汗をかきやすい運動時の水分補給に特におすすめです。

ただし、「スポーツドリンクであれば何でもよい」というわけではありません。
スポーツドリンクにはアイソトニックとハイポトニックの2つの種類があり、
水分補給のタイミングに応じて飲み分けることが大切です。✨

★　アイソトニックとは　？
人の体液とほぼ同じ浸透圧になるよう調整して作られた飲み物のことです。
浸透圧が体液よりも低いと素早く腸に水分が吸収されますが、アイソトニックの場合はゆっくりと吸収されます。
また、エネルギーを作り出す糖質が多く含まれています。そのため運動前に飲めば、運動中に必要な糖質と電解質を事前に補給することができます。

★ハイポトニックとは　？
人の体液よりも浸透圧が低い飲み物のことです。
糖質が少なく、電解質や水分が腸で素早く吸収されるという特徴があるので運動中や運動後の水分補給におすすめです。

麦茶

麦茶には、ナトリウムやカリウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。✨
発汗によって排出されたミネラル成分を水分と一緒に補うことができるので
汗をかきやすい今の時期の水分補給におすすめです。
麦茶の原料である大麦には身体を冷やす働きもあります。
麦茶は熱中症予防の水分補給にも望ましいといえます(*’▽’)💕

ルイボスティー

カフェインの有無はお茶の種類によって異なり、ルイボスティーには含まれていません。
カフェインによる利尿作用がない分、体内の水分が失われづらいため、ルイボスティーは水分補給におすすめです💕
ルイボスティーには「SOD（スーパーオキシドジムスターゼ）」と呼ばれる酵素が含まれています。
冷えを解消する効果が期待できるため、寒い時期の水分補給にもおすすめです。

水分補給に適さない飲み物

アルコール飲料

アルコール飲料を飲むと利尿作用が働き、トイレに行く回数が多くなります。
これにより、体内の水分が失われてしまうため、アルコール飲料は水分補給に適していません。

カフェイン入りの飲み物

前述したように、カフェインには利尿作用があります。
飲み過ぎてしまうと脱水症状を引き起こしてしまう恐れがあるので
カフェイン入りの飲み物は水分補給には適しません( ;∀;)、、☆

糖分を多く含む飲み物

炭酸飲料や清涼飲料水など糖分を多く含む飲み物を過剰摂取すると、体内への吸収が早い糖類によって血糖値が急上昇し、ペットボトル症候群になる恐れがあります。
ペットボトル症候群とは、いわゆる高血糖状態のこと。血糖値が上がると喉が渇き、そこで炭酸飲料や清涼飲料水などを過剰に飲んでしまうと重症化しかねません。重度の場合は、意識障害を引き起こす恐れもあるため、水分補給には不適切です

水分補給におすすめのタイミング

★喉が渇く前

喉が渇いた時には、すでに体内の水分が失われている状態です。
そのため、喉が渇いていなかったとしてもこまめに水分補給をしましょう。

★起床したとき

私たち人間は、寝ている間も大量の汗をかきます。起床したときには体内の水分が失われている状態なので、コップ1杯の水を飲むのがおすすめです。

★運動しているとき

運動をすると汗をかき、体内の水分が不足します。そのため、運動中もこまめに水分補給をすることが大切です。

★入浴したあと

入浴中も汗をかくため、体内の水分が失われがちです。お風呂から出たら、すぐに水分補給をするようにしましょう。

★就寝する前

寝ている間に水分が失われることを踏まえて、就寝する前にも水分補給をし、脱水を防ぐようにしましょう。